用語集
用語集
アーキテクトとは、建築家、設計者のことを指す。
アーチとは、中央部が上方向に凸な曲線形状をした梁、 もしくは凸な曲線形状そのものを指す。アーチは2次元内に収まるものであるが、これが3次元に展開したものがヴォールトとドームという。
RC造とは、Reinforced Concrete造の略で、鉄筋コンクリート造のことを指す。
アールデコ(art decoratif~装飾的な芸術~)とは、1920‐30年代にフランスを中心に発展した芸術様式の事。抽象的、幾何学的形態でシンプルな直線や図柄などが特徴で、貴金属、象牙、黒檀、光沢仕上げなどが多く用いられる。代表例、アメリカ「クライスラービル」。
アールヌーヴォー(art nouveau~新しい芸術~)とは、19世紀末〜20世紀初頭にフランスを中心としたヨーロッパに起こった芸術様式の事。非対称で有機的な曲線が特徴。ドイツではユーゲントシュティール。イタリアでは、リバティスタイル。オーストリアでは、ゼツェシオンとそれぞれ言われていた。
アヴァンギャルド(avant-garde)とは、前衛芸術又は前衛美術を指す。
アウトレットボックスとは、電源供給ボックスのことで、配線工事の配管の中間や端末に取り付けられる。配線の引き出しや配線器具、コンセント類、照明器具、電話など電気器具類を取り付ける際使用する。
アコーディオンカーテンとは、蛇腹形に折りたたむことによって開閉することができるカーテンのことを指す
アシンメトリーとは、左右非対称の物。左右の形、大きさ、色などが対称になっていない物を指す。
アジャスターとは、床の不陸を調整して水平に保つために取り付けられる調整金具のことを指す。
アトリウムとは、ガラス張りの天窓を持つ空間で、屋外とつながった雰囲気を醸し出している空間のことを指す。
アネモスタットとは、天井吹き出し口で空調用に設けられたものを指す。羽根を数枚重ねたような断面を持っており、吹き出し口から吹き出される空気が、放射線状になって、拡散性があり、室内空気とよく混合されるという特徴がある。
アプローチとは、敷地の入り口から建物の玄関までの通路のことを指す。
アラベスクとは、アラビア風の壁面にある装飾の模様のことを指す。
アルコーブとは、もともとアラビア語でヴォールトを意味し、小さなくぼみという意味がある。室内や廊下などの壁面を後退させて、つくられた小さな空間の事を指す。
アルマイト仕上げとは、アルミニウムの表面に酸化アルミニウム皮膜をつくり加工したものを指す。特徴として、アルミニウムの腐食しやすい欠点を補う事ができる。
アルミダイキャストとは、アルミニウムの合板を溶かして形成しておくものの事を指す。特徴として、錆びにくくなり軽い。
アンカーボルトとは、柱や土台などを取りつけるため、基礎や柱、壁などに埋め込んだボルトの事を指す。
アンダーコートとは、ムラを防止、にじみの防止、上塗り塗料の付着性、目止めを高めるための下塗りのことを指す。
アンダーレイとは、カーペットの敷き込む時に床との間に敷くクッション材の事を指す。
アンティークとは、古美術品、骨董、古い家具や生活用品全般を指す。厳密に、造られてから100年以上経ったもの事。100年に満たないものは、アメリカでは「collectibles」、イギリスでは「junk」と呼ばれている。
藺草とは、湿性の多年生植物のことを指す。茎は細長くなり、畳表や花むしろなどに使用されたりしている。
糸目とは、面取りの一種で、板や柱の角を糸幅に細く削る事を指す。糸面の幅は、通常2〜3mmほどで、傷のつきやすい角を保護する効果も与える。
イニシャルコストとは、設計料や建築工事費など、建物や設備を作るためにかかる初期投資費用のことを指す。
インシュレーションボードは、軟質繊維板の事を指す。
インダストリアルデザインとは、工業設計や工業デザインのことを指す。
インテリアとは、建物の内部、店内のこと。現在では、店内の内装や家具、什器などの装置、装飾のことをさすことが多い。
インテリアデザイナーとは、屋内の環境すべてをデザインする仕事。インテリアコーディネーターに近いものがありますが、インテリアをコーディネート(調和させながらひとつにまとめること)ではなくデザイン(実用面などを考慮して造形を意匠すること)する、という点において違いがある。
ウインドウトリートメントとは、窓回りの機能や装飾をデザインし、適切な状態を作り出すことを指す。
ヴォールトとは、アーチを平行に押し出した形状を特徴とする建築構造や天井様式の総称を指している。日本語では、「穹窿」と訳されている。
ウォールユニットとは、あらかじめ工場などで組み立てられた、壁面収納家具のことを指す。
ウレタン塗装とは、天板や椅子などの木部の塗装に使われる塗装方法の事を指す。特徴として、ラッカー塗装やポリエステル塗装に比べ硬度が高い性質をもつ。
ウレタンフォームとは、ポリウレタンの中に発泡材を入れた物の事を指す。主にクッションや断熱材に使われている。
SRC造とはSteel Reinforced Concrete造の略で、鉄骨鉄筋コンクリート造のことを指す。
エクステリアとは、インテリアに対して、建物の外観の意匠等をエクステリアという。特に建物正面はファサードと呼ばれ、その店の顔であるから、よりしっかりした意匠が施されることによって、通りを歩く人々の注目を集める事が出来るだろう。
エントランスとは、入り口のこと。オフィスでは受付スペースや総合受付の事を指す。受付はオフィスの顔になるので、第一印象としての大きな役割がある。
オイルステインとは、木材に用いられる油性ペイントのことを表している。木目を活かした着色が出来る。
オイルフィニッシュとは、油性の塗料を木材の繊維の中にしみ込ませる塗装方法のこと。木材の表面に浸透させ、拭き込んで仕上げる塗装方法で、内部に塗膜をつくるが、 木材表面には塗膜をつくらないため、木材がもつ本来の質感や美しさが損なわれないというメリットがある。
オークとは、広葉樹の常緑高木で、材色は白色または赤みを帯びている物のことを指す。硬質で耐久性があるので彫刻を施して家具として多用されていることが多い。高級内装材としても用いられることがある。
オーニングとは、カンバス地などでできた日よけ、雨よけのこと。日光の直射を避けたり、雨よけのために、窓や出入り口、壁などに取り付けられる。
オフィス移転とは、オフィスの引越しのこと。オフィスの引越しは、実際の作業になるべく支障がでないよう、効率的に行なう事が重要となる。様々な作業が発生するので、計画的に行なう事が必須とされる。
オブジェとは、物体や素材などに比喩的な存在理由を持たせ、芸術的効果のあるフォルムの物のことを指す。
ガスダンバーとは、木材を繊維方向を互いに平行にして接着剤で接着した人工材の事を指す。
カーペットとは、敷物の総称で、絨毯のこと。美観、保温、防音を目的とし、手織り、機械織り、手刺し、機械編み、不織布など、さまざまな手法でつくられる。店舗専用のカーペットも多数あり、比較的人の流れが少ない場所で使われる軽歩行用カーペットや、人の流れが多い場所で使われる重歩行用カーペットなどがある。
カランとは、水栓金具のこと。オランダ語で、水栓、蛇口のことをいう。
ガルバリウム鋼板とは、耐食性、耐熱性、加工性などに優れたアルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板のこと。店舗・住宅・事務所・工場などさまざまな建築物の他、インテリアデザインにも多く使用されている。
間接照明とは、照明器具から直接光を当てるのではなく、光源を遮光して直接光を避け、天井や壁などに反射させて間接光とする照明方法のこと。
基本設計とは、店舗(建築物)の概略を決める設計、または概略を決めた設計図面のこと。施主の意図を十分理解した上で平面計画、仕上げ材など基本構想をまとめ、店舗の空間構成を具体化した設計図書を作成する業務のこと。
基本設計図とは、設計の初期段階で、施主に対するプラン提案、打ち合わせのために作成される基本的な図面。
キュービクルとは、受電用の機器を極力整理し簡素化して、配線を設置した高圧受電設備のことを指す。
共有スペースとは、オフィス全体で共有する機能を配置するスペース。休憩スペースなどが挙げられる。
躯体とは、建築物の構造体のこと。建築物の骨組みにあたる
クッションフロアとは、ビニール製のクッション性のある床材のこと。
グラデーションとは、大きい物体からじょじょに小さい物体のように、明るい色から暗い色へ、段階的に同系列の調子を変化させるの事を指す。
クラフトとは、手芸品、工芸品、民芸品などの人の手によって作られたものを指す
クランプとは、固定するための、ねじのついたコの字形の金具の事を指す。
グレアとは、不快な輝きやまぶしさのこと。まぶしすぎて見えにくくなる状態のことで、白熱電球などの照明器具のもとでは、輝度(光源の明るさ)が高かったり、鏡の反射などによって起こりやすい。
クロス張りとは、壁や天井の仕上げ方法のひとつで、シート状の仕上げ材を張った状態または、クロスを張ることをいう。
珪藻土とは内外装に使用される壁材のことを指す。吸湿性や放出性に優れており結露やカビの防止、脱臭性にも優れている。もともと太古の植物プランクトンの遺骸が長年にわたって堆積した土であり、粒子の中に無数の空気層がある。
化粧合板とは、表面に仕上げ材として何らかの処理を施した合板のこと。主に、内装仕上げ用として使われることが多い。
欅とは、広葉樹でニレ科の落葉高木のことを指す。材は硬く靭性、弾力性に富み、水湿にも耐え、容易に加工する事ができる。木肌は美しく、玉杢やブドウ杢なども呈す高価な材木である。日本に育成する広葉樹では第一の良材。建築材、装飾材、床回り材、家具材、工芸品材など用途は広く使われている。
原状回復とは、退去時に、破損箇所や造作等により変更した箇所を、借りたときの元の状態に修復すること。
建築基準法とは、建物を建築するときに関わってくる、もっとも基本的な法律。建築物の敷地と道路との関係、構造、設備や用途に関して規制を受ける。
コアとは、階段やエレベーター、PSなどの共用施設や設備スペースをまとめて配置した部分を指す。
工事監理とは、設計図書の通りにつくられているかどうかを確認・検査し、設計内容が不明確な点・不備不足な点を調整・修正する業務を指す。 「設計管理」や単に「管理」といわれる事もある。
工事施工者とは、施工会社とも呼ばれるが、実際に建物の工事をする人・会社のことを表す。
工程表とは、工事がいつ始まりいつ終わるのか、工事着工から完成引渡しまでの工事日程を表したスケジュール表のこと。または、現場監督が工事を計画通りに施工するための計画表。
コーキングとは、サッシまわりや窓枠などの周囲、部材の接ぎ目部分などの小さなすき間に、 パテ状の充填材を詰めること。この充填材のことをコーキング材という。
コーディネートとは、調和、統一、調整のことを指す。インテリアの場合は室内全体の統一、調和を考えてまとめることを指している。
個人情報保護法とは、2005年4月1日に施行された。不正な個人情報の使用(流通・転売)などを阻止する目的で作られた法律で、個人情報の取得方法や利用条件に制約が設けられている。
コロニアルとは、アメリカ植民地時代の様式のことを指す。ヨーロッパデザインを模したものが多く、シンプルで機能的な物が多い。
コンペとは、「コンペティション=競争、競技会」の略。デザインコンペでは一定の条件を提示して複数のデザイナーからプランを募り、その中から優秀なプランを選ぶ方式のこと。コンペを開催する際、デザイナーに対してコンペ費用を払う事がある。
採光とは、建築物の内部に自然光をとり入れることを指す。建築基準法により床面積の一定割合で開口部を設けることが定められている。例として、病院や美容室に必要な採光面積は、床面積の7分の1以上、学校の教室の場合は床面積の5分の1以上とすることなどが定められている。
サーキュレーターとは、室内の空気を循環させるための装置のことを指す。
座面高とは、床から座面がある位置の基準点までの垂直距離のことを指す。
仕上げ材とは、店舗の内外装に使用する、直接目に触れる部分の表面材料のこと。床、壁や天井を覆うため使用される材料。
仕上げ表とは、内装・外装の仕上げをそれぞれ表にまとめたもの。各部の下地、仕上げ材料、塗装などの仕上げ方法の指示を記入するほか、造作や付帯設備などを書き入れることもある。
シェードとは、上下の方向に昇降させながら開閉させることができる窓の装飾のひとつを指す。
漆喰とは、主に接着や目地の充填に用いられる建築材料を指す。また、土で造られた壁の上塗り材としても用いられる。
実施設計とは、施主による基本設計承認後、これに基づいて工事の実施に必要で、かつ工事施工者が工事費明細書をつくるために必要で十分な設計図書を作成する業務のこと。
仕様書とは、工事内容のうち、図面では表現できない事項を文章や数値で表示した設計図書の一種。設計図面に明示できない構造、施工方法、材料、部品、設備、仕上げ程度などを記載している。
照明計画とは、オフィス設計においての照明計画は非常に大きな役割を占めている。照明器具からの光や光源が、直接、またはパソコン等に反射して目に入らないように配慮を要したり、オフィス環境を構築するための大きな要素となる。
シンメトリーとは、左右対称の物。釣り合い、対称、調和、釣合いなどの意で、中心線に対し左右の形、大きさ、色などのバランスが保たれているまたは、完全に一致する状態のことを指す。
スタッキングとは、収納スペースを抑えるために重ねて収納することができる物を指す。例として、スタッキングチェアなどがある。
スチールとは、鋼鉄の事を指す
スパンとは、柱と柱の間隔のことを指す。「径間」「支間」「わたり」ともいわれている。通常の間口は6m〜7mくらいでこれよりも広い8m〜10m以上のものをワイドスパンという
スラブとは、垂直荷重を受ける板状部材のことを指す。
事務所の場合、鉄筋コンクリートの床のことを指す。
成形合板とは、薄い単板を積層接着し、形を作りながら圧着した合板のことを指す。
セキュリティとは、犯罪・火災・天災などの物理的・技術的対策を施し、安全性がある状態のことを指す。
施工監理とは、設計内容および施工計画どおりに施工が進められているかということをチェックすること。監理者は通常、設計者本人またはその協力者がなるが、最近は監理業者などの第三者に委託する場合もある。
設計図書とは、建物を建築するうえで必要な図面や仕様書の総称のこと。具体的には、平面図や立面図、展開図、仕上表などの一般図、建具表などの詳細図、電気設備図や給排水設備図などの設備設計図、仕様書などからなる。
セルラーフロアとは、デッキプレートの溝を配線路として利用した床の事を指す。
セールスマンデスクとは、2人及び3人で使用することができるデスクの事を指す。
センターコア方式とは、集合住宅やビル、住戸などの設備部分を一か所に集中させる方式の事をさす。具体的には、センターコア方式を採用することで、空調やエスカレーター、エレベーターなどの設備をまとめることができる。わかりやすく合理的な構造であり、メンテナンスが容易である。逆にデメリットとしては、空間の奥行きを確保することができず、フロアが狭くなることが挙げられる。
セントラル空調とは、集中形式の空調の事を指す。一括して運転するので、個別に温度を上げ下げするなどの自由がきかないという部分がある。
SOHO(ソーホー)とはSmall-Office Home-Officeの頭文字で、小規模事務所やホームワーク形態に対応した物件のことを指す。
ダウンライトとは、天井に埋め込まれた下方を照らす照明こと。小型のものが多く、狭い範囲を明るく照らすため、空間に明暗をつけたオシャレな雰囲気を演出する事ができ、バーやクラブに似合う照明となる。
ダクトとは、空調機や換気扇を介する空気は、天井裏や建物の裏側に張り巡らされたダクト(筒)を通る。また光ダクトと呼ばれる、空気ではなくて光を室内に運び込むダクトも今注目を集めている。
ダブルサスペンションとは、引き出しが奥まで引き出せるように作られた2重停止装置の事を指す。
チェストとは、名の通り゛胸¨からきており、胸の高さのフタ付き箱やタンスのこと。高さや素材の違いによって名前がさまざまである。
帳壁とは、構造耐力上取り外しが可能で、他の部材などを支持せず又は間仕切り壁と同様に耐力を負担しない壁のことを指し、外部と内部を空間的に仕切るための外壁のことである。カーテンウォールともいう。
坪単価とは、店舗を建てるときの、床面積1坪当たりの工事費のこと。1坪は約3.3 ?。
テクスチャーとは、素材感のことを指す。その素材の肌触り、手触りなど感触や質感、材質感のこと。
デッドスペースとは、有効にいかされていない空間のことを表している。設計上しかたなく出来る場合がある。また、利用価値のない空間であるともいえる。
天井高とは、床から天井までの寸法を指す。
建築基準法では、2.1m以上と規定で定められている。
人や物の動く流れ、またはそれを線などで表現したもの。オフィス空間では、執務に関わる動線、来客者の動線などが挙げられる。レイアウトの計画をする上で、考慮しなければならない重要な要素の1つである。
トップライトとは、ライトとつくが、照明ではなく天井に設けた窓のこと。日中の太陽光を効率よく室内に取り込み、明るい居住空間を作ることが出来る。
ドライエリアとは、地下室に隣接するように設けられた、掘り下げられた庭空間のようなものをドライエリアという。採光や換気の為に設けられているが、地下に構える店舗では入り口を兼ねた空間を作っているものも多く見られる。
ドラフトとは、冷房の風が直接当たって不快感が募るのは単に寒さによるものだけではなく、室内空気の温度分布のバランスの悪さにも起因する。空気が穏やかに、攪拌されるような循環を作ることによって、この不快感をなくす事が出来る。
内装工事とは、基礎工事、木工事が終わって、建物が立ってから取りかかる工事の事を指す。
内装材とは、内装を仕上げる際に使われる材木や素材の事を指す。
難燃焼材とは、不燃性の塗料などで加工を行い材木を燃えにくくした素材のことを指す。
貫とは、木材建築の軸組を補強する材のひとつで、柱を貫くように穴をあけて差し込み、柱と柱をつなぐ横木のことを指す。
ヌックとは、凹所、隠れ場所といった意味で、奥まったコーナーなど指す。
根太とは、床仕上げの下地骨組みの事を指す。
延床面積とは、店内の各階の床面積を合計した面積のこと。
暖簾とは、出入口の装飾、又は標識用の垂れ布を指す。
ノンスリップとは、階段の踏み板の端部に付いている滑り止めのことを指す。
パースとは、空間のイメージがわかりやすいように、一定の図法により店舗の外観や内観を立体的に描いた透視図(Perspective)のこと。手書きのパースや、コンピューターを駆使したCGパース等がある。
パーテーションとは、空間を仕切るもの全般を指す。一般には、床・壁・天井の構成部品で、取付け・分解・移設が簡単にできる既製品をいう。床から天井までのパーテーションや、目線を隠すだけのパーテーションなどがある。
巾木とは、壁と床が接する部分に張る帯状の横板の事を指す。掃除の時の汚れや靴などで壁を傷つけるのを防ぐなどの壁を保護する働きがある。
バリアフリーとは、高齢者などの身体に障害がある方や体の不自由な人々の行動の妨げとなる物理的及び心的障害を取り除くことを指す。
バルコニーとは、建物から突き出ている床の部分の事を指す。ベランダとも言う。
パルプスペースとは、上下水道管の配管スペースのことを指す。
間取り図では「PS」と表示される。
ピロティとは、一階部分の柱のみで構成されている空間のこと。フランス語で支える杭を指す。ル・コルビュジェが初めて用いた手法で、吹き抜けや駐車空間としてのスペースとして使われるようになった。実用面よりも見た目の軽快感などデザイン上の効果を出したものある。
ファニチュア計画とは、オフィス家具を仕事の内容や空間の特性等を考慮して、最適なものを選定することを指す。
フリーアクセスとは、床の下に電話や情報用配線をめぐらし、自由にコンセントなどを使用できるよう工夫した床の仕組みのことを指す。
ファブリックとは、生地や織物のことで、インテリア産業ではカーテンやテーブルクロス、ソファの張り布地などをさすことが多い。多様な色があり、また織り方によっても見た目が様々に変化するので、インテリアデザインの重要なアイテムとなる。
ファサードとは、店舗の正面の外観のこと。道路側から見たときの建物の外観のことをいうので、その建物のもっとも見せ場となる「顔」ともいえる部分で、集客にも関わるとても重要な要素でもある。
ブースとは、デスク形式の1つで点番の周りの2又は3方をパーテンションなどでかっこってあるもののことを指す。
フリーアクセスフロアとは、コンピュータ等の電源やネットワークの配線が自由にできるように、二重構造にした床のこと。高さ調節できる支柱タイプと置き敷きタイプがある。
フリーアドレスとは、個人で固定デスクを持たず、チーム単位、グループ単位、で共用の作業面を使用すること。オフィススペースを効率的に利用するために日本で導入された方式。社内レイアウト変更の際にも柔軟に対応できる方法としても考えられるが、オフィスでの働き方全般におよぶことから、使用状況、在席率等、導入時には検討することが必要。
プレゼンテーションとは、発表・説明のこと。オフィスでは、研修や会議、講演会などでの発表をいう。略してプレゼンともいう。 ノートPCの普及にともない、プレゼンテーションに必要な環境も日々変化している。ミーティングコーナーや応接室にも、液晶プロジェクタやスクリーンを設けることも多くなった。
フロアゾーニングとは、フロア単位で機能空間の割合を計算して設備を配置することを指す。配管状態や空間など、フロア全体をよく把握し、最良の配置することが必要になってくる。快適なオフィス作りを行うために身に着けておくべき知識である。
フロアダクトとは、床下にある配線専用の管のことを指す。必要に応じて、その管から配線を取り出すことができる。
分煙とは、非喫煙者の受動喫煙を防止するため、喫煙スペースを空間的に分けて設けること。健康増進法施行を受けて、公共スペースや商業スペースでは分煙が常識となっている。
粉体塗装とは、粉状の塗料を静電気で付着させる焼付塗装の事を指す。液体塗装より強度があり環境にやさしい。
ベースとは、書庫等の下に置く土台のようなものを指す。
ペリメーターゾーンとは、建物の空調域で窓際などの外気の影響を受けやすいエリアのことを指す。
ヘリンボーンとは、隣り合う折り目の方向が左上がりと右上がりに交互することにより目の流れがジグザグになっている物の事を指す。また、ヘリンボーンとは「ニシンの骨」の意味で、日本では「杉綾」とも呼ばれている
ペンダントライトとは、天井からコードやチェーンなどによって吊り下げられた照明をペンダントライトと呼ぶ。ガラスや布、和紙などでできたシェードを被せて、下方向と周囲を照らすものが一般的ですが、天井に光を当てて、間接照明と併用するものも多くある。
ベンチレーションとは、換気、とくに機械を利用した強制的なもののこと。室内換気汚染防止のためには換気が不可欠、二時間で一回部屋の空気を丸ごと入れ替える必要がある。快適な住環境のためには計画的な換気が重要。
ポーチとは、建物本体とは別に、専用の屋根または庇をもつ張り出した出入り口のことで、車寄せのことを呼ぶこともある。現在では、玄関前にタイルやレンガなどの素材を敷き、スペースを区切れば、屋根がなくてもポーチと呼ぶのが一般的。
ホルムアルデヒドとは、刺激臭などのあるガス状の化学物質の事を指す。ひどい時は、皮膚炎、気管支炎、肺臓炎、ぜんそくの原因となるほか、アトピー性皮膚炎や他のアレルギーを悪化させる作用があります。
幕板とは、天板と脚をつないでいる板の事や家具と天井の間にできたすき間を埋めるために取り付ける板の事を指す。
まぐさとは、開口部の上部に設けられる、水平の横架材のことを指す。まぐさは、開口部の上部の荷重を支える目的で用いられています。また、「リンテル」とも呼ばれている。
マスキングとは、騒音の周波数帯に別の周波数帯を用いて共鳴させて、発生オンを打ち消す消音方法のことを指す。業務の支障にならない程度の音量を流すBGMによるマスキング方法がある。
御影石とは、花崗岩のことを産地から御影石とも呼ぶ。硬度が高く、吸水率も低い、磨くと光沢がでるなどの特徴から建築物の外装材、内装材、テーブルなどの天板などに用いられる。また酸に強いので、商業施設などのトイレの内装にもよく採用されている。
無垢材とは、純粋無垢の意味で合板等でない、原木な木材の事を指す。
目地とは、建築部材などにおいて、隣接する両部材間の境界の部分の名称。また石積などの接合部を指す。
メゾネットとは、2階建ての一戸建てのように室内に上階へ行く階段があり、一戸建てに近い間取りで内部空間のことを指す。
モザイク(mosaic)とは、小片を寄せあわせ埋め込んで、絵や模様を表す装飾美術の事を指す。モザイクの主な技法は、直接技法(direct method)、間接技法(indirect method)、二重間接技法 (double indirect method)の3つになる。
モジュールとは、建物を設計する上での基本単位のこと。日本では昔から慣れ親しんできた畳を基準にした、江戸間や京間などによってデザインされることが多かったが、建物の洋風化に伴って基本単位もメートルが主流になってきている。
モデルニスモとは、19世紀末から20世紀初頭にかけてスペインを中心に流行した芸術様式を指す。クラシックとモダンの融合、西洋と東洋美術の折衷、大胆な曲線などに代表される。曲線の使用や華やかな装飾性などアール・ヌーボーの特徴を持つことからカタルーニャ版アール・ヌーボーと呼ばれることがある。代表例として、アントニ・ガウディ、ルイス・ドメニク・イ・モンタネールなどがいる。
モルタルとは、セメントあるいは石灰と砂とを混ぜて水で練った素材のこと。砂利の入ったコンクリートと区別される。
モールドウレタンとは、ウレタンフォームの成型品の事を指す。
ユニバーサルデザインとは、性別や年齢に関係なく、誰もが使いやすく安全であるようにデザインされた空間のこと。似たような言葉にバリアフリーがあるが、これは障害者や高齢者にとって不便なものを取り除いて、危険が減るよう配慮したものになる。
養生(ようじょう)とは、工事中に建物が汚れたり、近隣に塗料が飛散しないように覆いなどを掛けて保護すること。
ライトコートとは、採光のためにつくられる中庭のことを指す。建物内に吹き抜けをつくり、その吹き抜けに面して窓を設け、間取りの関係で自然光が入りにくい場合などにも有効的に光を入れることができる。
ライフサイクルコストとは、建物にかかる費用は最初の建設費(イニシャルコスト)だけではなく、その後の管理費や光熱費、改装費などで構成されるランニングコストも含めた費用の事を指す。施工段階だけでは無く、ライフサイクルコストに優れた建物を計画する事が重要となる。
ラッカー塗装とは、乾燥が非常に速く、耐水性・耐摩耗性に優れる塗料の事を指す。
ラッチ機能とは、開錠した際に、引出しが何らかの反動で出てしまうのを防止するための簡易施錠する安全機能の事を指す。引手のレバーを操作することでラッチ機能は解除される。
そもそもラッチとは、吊戸棚や家具などの軽量の扉に取り付ける「締まり金具」である空錠(そらじょう)の一種のことである。
ランドマークとは、大型ビルや自社ビル、官公庁・郵便局などの目印のになるような特色となる物のことを指す。
リノベーションとは、既存の建物に大規模な改修工事を行い、用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めたりすること。古くなったオフィスビルを商業施設に変更したり、様々な用途でリノベーションが行われている。
ルクスとは、照明の明るさを表わす単位の一つの事を指す。記号lxではと表す。
ルーバーとは、日照調整のために天井または壁面に設けられている、固定または可動式の羽根状のものを指す
ル・コルビュジェ(本名 シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ)とは、20世紀を代表するスイス生まれのフランスの建築家・都市計画家。近代建築の三大巨匠の一人。有名な作品として「サヴォア邸」、「ロンシャン教会」、「クック邸」がある。
レイアウトとは、部門・個人専用のデスク(自席)を配置するスペース。デスクワーク機能を優先した、仕事場の基点となるスペース。業務や職位によって異なるデスクワークに合わせた、最適なスペースがオフィス空間には求められる。
レトロとは、Retrospectiveの略であり、過去の風潮の物が再び現れる。復古調。
ロールスクリーンとは、巻き取り式の遮蔽のための布のことを指す。
ワイピング壁紙とは、インキをエンボス加工にしたベースの凹部に入れ、凸部はふき取って色付けする方法で、柄の陰影を出すことによって立体感をだしたもの。
ワークシェアリングとは、雇用している人数を維持をするために、1つの仕事に対して多人数で分担する事を指す。