社長室には企業の核となる大切な会議が行われる。どの会社もオフィスデザインの面で社長室にこだわりをもつが、そのこだわりは企業によってとても大きく異なる。そこで、今回は高級感、創造性、清楚感の3つの面で工夫された社長室の事例を見ていきたい。

 

 

高級感を重視

ジールコミュニケーションズ

出展・事例詳細：事務所デザイン.COM
デザイン：株式会社フロンティアコンサルティング

クールで落ち着きのある開放的なオフィス空間をコンセプトに作られたオフィス。特にお客様が訪れる社長スペースは、家具や素材にこだわったワンランク上の空間となっている。他のスペース同様「モノトーン」＋「木目」でまとめ、オフィス全体とイメージを統一している。

 

セレクトグループ

出展・事例詳細：事務所デザイン.COM
デザイン：株式会社フロンティアコンサルティング

ダークウッドと白を基調としたシンプルで高級感あるデザイン。随所に化粧リブ材を配し、ラグジュアリー感を演出。 ガラス壁面を多く用い、外光を多く取り入ることで明るく開放感あるスペースを演出。

 

JDスクエアオフィス

出展・事例詳細：事務所デザイン.COM
デザイン：es

シックでゴージャスな空間というコンセプト。建具・作り付け家具等、デザインのポイントを絞ることにした。黒を基調に、ステンレスヘアラインをポイントにあしらったデザインで全体を統一した。

 

 

創造性を重視

株式会社翔栄クリエイト

出展・事例詳細：事務所デザイン.COM
デザイン：株式会社翔栄クリエイト

子どもがリビングで家族と会話した方が思考力や記憶力を高めることが出来ることから、この社長室では自分のデスクを置かず、あたかもリビングので仕事をするような空間に創り上げた。

 

イーナ

出展・事例詳細：事務所デザイン.COM
デザイン：株式会社フロンティアコンサルティング

ポップで明るいオフィスがコンセプト。その中で社長室は前向き・元気・楽しさなどを連想させるビタミンカラーで構成した。

 

株式会社ユナイテッドエージェント

出展・事例詳細：事務所デザイン.COM
デザイン：officeL [オフィスル]

クリエイティブな業務を行うにはオフィスもクリエイティビティーに溢れた空間であるべきだ。その想いから全体的にはカフェのような粗さを残した空間にしながら、随所に遊び心やアーティスティックな表情を盛り込ませた。企業全体の持つセンスを空間全体で感じてもらえるオフィスに。

 

 

清楚感重視

日比谷中田法律事務所

出展・事例詳細：事務所デザイン.COM
デザイン：株式会社ミダス

窓から見える日比谷公園側の景観を全体で共有出来る様、個室間仕切りはクリアガラスとし、明るく開放的なオフィスとなった。来客エリア、オフィスエリア共に白を基調とした空間に、ホワイトマーブル、ガラスを織り交ぜ上質で清潔感のある設えとなっている。

 

日本ジェネティクス株式会社

出展・事例詳細：事務所デザイン.COM
デザイン：UNION TEC [ユニオンテック株式会社]

社長室は眺めのいい角にレイアウトした。社員のモチベーションのUPやバイオテクノロジーを扱う会社として清潔なオフィスをコンセプトに作られた。「WHITE&BLACK」をベースに木目をアクセントに使いながら「LABO」のような清潔な空間となった。

 

 

独自の社長室へ

8つそれぞれのこだわりをもった社長室を紹介した。企業によって壁色や生地、家具の材質など工夫をこらしてコンセプトにそって作られている。社長室は社員にとって神聖な場所であり、他社社員に対しては企業を代表する商談スペースとなる。どちらに対しても社長室へのこだわりは企業にとってプラスに働くと考えられる。ぜひこの際に自社の社長室を見直してみるのもいいかもしれない。