こんなオフィスで働いてみたい!ユニークな共有スペース8選〜事例から見る共有スペースのあり方

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オフィスは大きくワークスペースと共有スペースに分けられる。ワークスペースは個人がそれぞれで集中して仕事をするスペースであるのに対し、共有スペースは会議室や休憩所、エントランスなど、人が集まるスペースだ。会議をする、商談をする、リラックスする、お客様を迎えるなど共有スペースの目的は様々だが、共通するのは人が集まり、コミュニケーションが生まれる場所ということだ。そしてそれによってその会社のビジネスを後押しする手助けのできる場所であるとなお良い。この目的のために、共通スペースのデザインを工夫する会社が増えて来ている。

今回はそんなユニークな共通スペースを紹介する。

 

株式会社リクルートライフスタイル コールセンター

株式会社リクルートライフスタイル コールセンターのオフィスには、「近イイスポット」「セレブスポット」など、コミュニケーションを活性化したり、意見を言いやすい雰囲気を演出する、ユニークな会議室がある。

「近いいスポット」会議室は、長いソファを置き、「ちょっと詰めて〜」など言いながら、物理的な距離を縮めてコミュニケーションを活性化させる空間だ。

「セレブスポット」は、ゴージャスな雰囲気に包まれてまるで映画の主演女優なったような気分に。この空間では自信を持って自分の内面を表現できるのだとか。

出典・事例詳細:事務所デザイン.COM
デザイン:ws+design,inc.

ひとりひとりの生活を豊かにするサービスを提供している会社ならではのコミュニケーションが活発になる会議室だ。

 

株式会社リクルートライフスタイル 本社オフィス

同じく株式会社リクルートライフスタイルの本社オフィスにもユニークな共有スペースがある。

このN.Y.テイストのカフェラウンジは、柔らかな照明がリラックスできる雰囲気を作り出しており、社内社外の人々が集う。23種類の紅茶やコーヒー、お茶があり、コミュニケーションのきっかけ作りにも役立っている。

出典・事例詳細:事務所デザイン.COM
デザイン:ws+design,inc.

 

株式会社INVALANCE

タイルやモルタルを取り入れ、幾何学的な模様でデザインされた、株式会社INVALANCEのエントランス付近のスペース。現代建築のような雰囲気は、洒落た空間を演出しながらも不動産投資というビジネスの相談に来たお客様に堅実でしっかりとした印象を与えることに成功している。

出典・事例詳細:事務所デザイン.COM
デザイン:ws+design,inc.

 

リレーションズ株式会社

リレーションズ株式会社の会議スペースには、書き込みのできる天板の乗った机がある。黒板よりも気楽にどんどんアイデアを書き留めていけるこのテーブルを前に、楽しいアイデアが次から次への浮かんでくる楽しそうなスタッフの様子が目に見えるようだ。

また、この会社には、手作りのベンチとパラソルのあるバルコニーが。社内菜園もあり、緑と園芸作業がスタッフのリラクゼーションに一役買っていること間違いない。

出典・事例詳細:事務所デザイン.COM
デザイン:ws+design,inc.

 

株式会社アスリートプランニング

体育会系学生の就職支援という事業内容もユニークな株式会社アスリートプランニング。来社した学生にダイレクトにメッセージが伝わるよう、エントランス付近の床はトラックを模したデザインに。ユニークかつ事業内容にストレートにリンクしたデザインで、訪問者の視覚に訴えることに成功している。

出典・事例詳細:事務所デザイン.COM
デザイン:ws+design,inc.

 

株式会社アソビズム

社名からも面白いことをどんどんやろう、という企業精神が見て取れる株式会社アソビズムの会議室スペースの横にはどどーんと大きなボルダリングウォールが。下にマットもひいてあるということは、アイデアに詰まったゲームクリエイターたちが実際にここでクライミングをしてリフレッシュするのだろうか。

出典・事例詳細:事務所デザイン.COM
デザイン:UNION TEC

 

ル・クルーゼジャポン株式会社

出典・事例詳細:事務所デザイン.COM
デザイン:株式会社ミダス

フランスのル・クルーゼの日本本社ビル。購入したビルをリフォームする際に、エレベーターホールから一望できる庭を日本庭園にデザイン変更し、「和みの場所」を演出した。外国の企業のオフィスに現れた日本庭園は、訪問客とのコミュニケーションのきっかけ作りにも一役買うはずだ。

 

Quipper Ltd Japan Branch Office

Quipper Ltd Japanはウェブとモバイルで学習コンテンツの制作・配信などを行っている外資系企業だ。リフレッシュスペースのソファとテーブルはなんと手作りで、カラフルでポップなスペースはクリエイティブなアイデアを換気する。

また、学習コンテンツ制作という事業内容にリンクさせて、会議室は小学校の椅子と机、さらに黒板も小学校の教室を模したデザインに。

出典・事例詳細:事務所デザイン.COM
デザイン:株式会社ヒトバデザイン

このように事例を見てくると、共有スペースのデザインはただユニークであれば良いというわけではないことに気がつくだろう。スペースを本当の意味で活用するための工夫があって初めて、その企業らしいスペースが出来上がるのだ。

 

 

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