リユース可能で環境にも優しい！オフィスで使いたいタンブラー5選

2019.07.30

環境問題に配慮する企業が増加している昨今、タンブラーの需要が高まっているという。飲食店の多くはプラスチックごみ削減に力を入れており、紙ストローの採用やマイタンブラーの持ち込みでドリンク代が割引になるといった取り組みも。
同時に、各メーカーではスタイリッシュな見た目ながら保温・保冷などの機能性も兼ね備える様々なタンブラーも展開。今回は、オフィスでタンブラーを使用するメリットや購入する際のチェックポイントについて掘り下げながら、おすすめのタンブラーを紹介していきたい。

オフィスでタンブラーを使用するメリット

タンブラーとは、もともとは寸胴型のガラスコップ（タンブラーグラス）を指していたが、最近では主に、簡易的な保温・保冷機能を持つこぼれにくい容器のことをタンブラーと呼ぶ。水筒ほどの密閉性はないため長時間の持ち運びには適さないが、オフィスなどで使用するのには便利なタンブラー。ここではオフィスでタブラーを使用する具体的なメリットを2つ挙げる。

保温・保冷機能で温度をキープ

マグカップや普通のコップでは、少し時間が経つと周りの温度によって飲み物の温度も大幅に変化してしまう。そんなときに重宝するのがタンブラーだ。特に「真空二重構造」のタンブラーは保温・保冷効果が抜群で、長時間ちょうどいい温度で飲み物を楽しむことができる。さらには結露も発生しないため、大切な書類を汚してしまう心配も少ないことだろう。

資源とお金の節約

ペットボトルや紙コップを使用するのと比べてゴミが出ないため、環境資源の節約にもなる。使い捨てプラスチックの削減に取り組むスターバックスでは、マイカップやマイタンブラーを利用すると、使い捨てカップ削減への協力のお礼として20円の値引きを実施しているという。このように、マイタンブラーの持ち込みでドリンク代の割引が受けられるコーヒーショップは年々増えており、タンブラーを持っておいて損はないといえるだろう。

購入時のチェックポイント

タンブラーには、100円ショップなどでも購入できるプラスチック製の簡易なものから、魔法びんの技術を使ったステンレス製の機能的なものまで、さまざまな種類がある。ここでは、タンブラーを購入する際に注目したいポイントを紹介する。

● 真空二重構造

これからの暑い時期は、オフィスでもよく冷えたコーヒーやお茶を飲みたくなるもの。そこでおすすめしたいのが「真空二重構造」のタンブラーだ。主にステンレス製で、二重壁の内側が真空状態になっており、熱伝導が起こらないのが特徴。外の温度の影響を受けずに保温・保冷に優れた構造のため、入れたての温度をなるべく長くキープできる。結露も付かないため、オフィスでの使用にも適している。

● フタ

タンブラーというとフタ付きの容器を指すことが多いが、なかにはフタの付いていない商品もあるので注意が必要。フタがあるとホコリやごみが入りにくいというのはもちろんだが、オフィスにはデスク周りに大切な書類やPC機器などがあるため、誤って飲み物を倒した場合、大惨事になりかねない。特にパッキン付きで密閉できるものはこぼれにくく、使いやすいだろう。また、フタによって締め方や飲み口もさまざまなので、自分にとって使い心地のよいものを選びたい。

● サイズ感

容量が多いものを選ぶと、何度も注ぎ足す必要がないというメリットがある一方で、タンブラーの大きさによっては、手が小さめの人には持ちにくい場合も。目的と使いやすさを考慮しながらサイズ選びをすることがポイントだ。また、コンビニ等のコーヒーマシンのサイズに対応したものであれば、直接ドリップすることも可能。