オフィスで今すぐ確認!用意しておくべき防災対策グッズ

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熊本県で震度7(マグニチュード6〜7)を記録する大地震が起こり、また、ほぼ同時期にエクアドルでもマグニチュード7.8の地震が起こるなど、世界的に地震のリスクが高まっている。特に日本は過去にも何度も大地震に見舞われており、今後も日本のどこで地震が起こってもおかしくないと言われている。災害はいつ起こるかわからないので、つい対策なども後回しにしがちだが、今こそこうした災害に備える必要があるのではないだろうか。

オフィスでは、家族と離れている社員のための対策や、多くの人が勤務している場所での対策ということを踏まえて防災を考えておく必要がある。災害時のマニュアルやルールを作って社員に徹底したり、防火防災訓練を行って災害時の心構えをしておくことに加え、オフィスでの安全確保、さらに帰宅ができなくなった場合も想定して必要な備品の準備をしておく必要がある。

ここではオフィスで災害が起こった時に身を守るために必要なグッズ、帰宅が困難になってオフィスにとどまることになった場合に必要なグッズを紹介していく。

 

災害時に社員の身を守るために必要なグッズ

地震や火災などが起こった時の安全確保のために必要なものとしては、頭を守るヘルメット、救急医療用品、火が出た場合に火を消し止めるための消火器などがあげられるだろう。その他、必ず用意しておきたいグッズを紹介する。

 

ホイッスル

出典:Amazon

建物が崩れたり、出られなくなったりした時に自分の居場所を知らせるのに大変重宝する。ポイントは電池などではなく、吹けば鳴るタイプのもの、携帯に便利な小型のものであること。社員に配布して、常に身につけておいてもらうようにしたいものだ。

 

手袋

出典:Amazon

ガラスの破片や木片などを処理する場合、軍手では破片などが中に入り込んでしまう危険があるため、革手袋がよい。普及用のものであれば、比較的安価に手に入る。また、水仕事用にビニール手袋もあるとなおよい。

 

災害用マスク

出典: Amazon

災害時に発生しやすい粉塵などを防ぐには、防塵マスクを用意しておくことをおすすめする。こちらのマスクは放射能なども除去するタイプ。

他にも汚れを拭き取ったり、怪我の止血などいろいろな用途に使えるタオル類や、ロープ、防水シート、ハンマーなどもまとめて用意しておきたい。

 

帰宅が困難になってオフィスにとどまるときに必要なグッズ

オフィスアワーで震災が発生した場合、東日本大震災などでも実際に起こったように、帰宅ができない人が続出するというケースが想定される。被災して全従業員が帰れなくなった場合でも、3日間はオフィスの中でとどまれるように必要なものを備蓄する必要がある。飲料水、食料、毛布などは用意しているオフィスが多いと思うが、その他に用意しておくべきグッズを紹介する。

 

簡易トイレ

出典:Amazon

多くの人が帰宅できなくなり、また、停電や断水などでトイレが使えなくなった場合を想定して用意しておくべきなのが簡易トイレ。3日×7回×人数が、準備する数の目安になるだろう。トイレにセットして使えるタイプが場所を取らずおすすめである。その他の衛生用品としては、体を清潔に保つためのウェットティッシュやドライシャンプー、女性用の生理用品なども用意しておこう。

 

懐中電灯・乾電池

出典:Amazon

懐中電灯も災害時に必須のアイテムだ。大規模災害の場合は日中に起こっても被害が夜まで及ぶことも多く、ガラスの破片やがれきなど、よく見えない中で歩きまわるのが危険な場合に危険を軽減してくれる。手回しの懐中電灯も乾電池などの予備がなくなってしまった場合には必要だが、明るさが足りないものが多いため、乾電池式の懐中電灯を合わせて用意しておくことをおすすめする。乾電池は長期保存ができて容量の多いアルカリ乾電池を用意しておこう。

 

携帯ラジオ

出典:Amazon

帰宅できなくなった場合、災害の情報などを入手する必要があるが、停電などで電気が使えなくなった場合のことも想定して、手回し充電ができるラジオがあると重宝する。

このラジオは携帯電話の充電が可能、防水仕様、AM/ワイドFMが受信可能と多機能で、非常時に大変重宝することまちがいなしだ。乾電池でも充電できる。その他、社員が各自で携帯充電器やモバイルバッテリーなども日頃から用意しておくとよい。

 

 

また、交通網が麻痺してしまい、歩いて帰宅することになるケースも想定し、各個人で普段からオフィスから自宅までの地図や、特に女性はハイヒールなどではない、歩きやすい靴をオフィスに置いておくことをおすすめする。

いかがだろうか。災害への備えは起こってからでは遅い。始めるなら今、である。

 

 

 

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