変化のめまぐるしい現代のビジネスシーン。その環境下、常に新しい発想を生み出す「創造力」は今や仕事を進める上で必要不可欠な力の一つだ。創造力は、個人の知識や経験に起因するものであることはもちろんだが、例えば身の回りの「環境」や「道具」がそれを生み出す助けになることも。ここでは現代のオフィスワーカーにおすすめしたい「創造性を高めるオフィスグッズ」を紹介していく。
日々の業務に追われているだけでは浮かばない全く新しい発想を得るためには、インプットの時間も大切にしたいもの。書籍や雑誌からは、時に時代を超えた先人たちの智慧や、現在の自身の思考の域を超える画期的な思考がもたらされることも往々にしてある。それらをしっかり逃さないために使える付箋をご紹介。
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ノートや手帳などに貼って持ち歩ける「ケース付きの付箋」があれば、ピンときたそのページを即座にブックマークすることが可能。時間が経ってそのページを見返したときに、全く別の発想が生まれることも往々にしてあることだ。
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最近では個人のタスク管理やメモ書きにとどまらず、会議やワークショップ、セッションの必需品になっている“正方形の付箋”。その魅力は、話し合いの中で生まれた意見やアイデアを短いフレーズや単語ベースで気軽に書き留められる手軽さと、貼ったり剥がしたりしてグルーピングもできる整理能力。効率的な会議進行のために、今やなくてはならない必須アイテムだ。それぞれの意見を見える化していくことで新たなアイデアをより安易に生みやすくなる、まさに創造性を後押しするオフィスグッズの代表格である。
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机の上などに立てかけて使える「卓上付箋」にも注目。模造紙やホワイトボードなどの代わりにメモが取れるものだが、“付箋”と言うだけあり紙の上部には糊が付いている。壁などに自由に貼ったり剥がしたりすることができ、汎用性も抜群。使うだけでクリエイティビティが刺激されるこの巨大付箋は、セッション中のグループワークなどでも重宝される。
思いついたアイデアを逃さず留めておくノートも、創造性を育むのには重要なアイテム。用途に応じて適切なメモ帳を選ぶことが大切である。ここでは、あらゆる場面でアイデアをしっかり残すことができるメモ帳を紹介していく。
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いつも机上にあるものだから、突然のひらめきも逃さない。一味違うメモ帳でアイデアを巡らせることで思わぬひらめきが生まれるかもしれない。
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思わず何かを記したくなる罫線のない無地のノートは、固定概念に囚われない自由な発想を描くのに最適。真っ白なキャンバスにとりとめのない発想を書き留めておけば、いつの間にか点と点、線と線が結びつき、一つの壮大なアイデアに。また、シンプルな画用紙であるから使い方次第でいかようにも創造を形にできる。厚みがあるので、ビリッと破って簡単なプロトタイプなども作成可能だ。
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スキャナ付きホワイトボード(電子黒板)は今や珍しいものではなくなったが、最近では手持ちのホワイトボードにスマート端末を貼り付け、専用ペンを使うだけで内容をデータ化できる「スマートマーカー」が登場。ホワイトボードを新調する必要がなく、これさえあればホワイトボードがあるどの会議室でも使用できるので、あらゆるアイデアを逃さず残すことができる。
持っているだけで発想力を刺激する“クリエイティブなアイテム”を手元に置くことも、創造性を高める方法の一つ。ここでは思わず欲しくなる個性豊かなアイテムを紹介していく。
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「バーチャルキーボード」はレーザーで文字盤が映し出される近未来型キーボード。リアルなキーボードを置く場所を取らない分、未使用時にはデスクに有効なスペースが生まれ、クリエイティブな作業に没頭できる。使い勝手や好みには賛否両論がありそうだが、近未来を感じるまさに刺激的なアイテムは、常識を超えた新しい発想を生んでくれそう。
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見た目からしてアイデアが閃きそうな、電球型の「USBフラッシュメモリ」。アクセス中にはブルーのLEDライトが点灯するというちょっとした遊び心も。キーリング付きで紛失も防ぐことができ、いつでもデータを持ち運べる。
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平面から立体へ。空間に立体を描ける3Dペンは、プロトタイプを作る際にも重宝。セットするフィラメントの色を取り換えれば様々な色を組み合わせた作品も制作できる。クリエイティブ系の職業でなくても、休憩時間や行き詰った際にこのペンで息抜きすれば、遊びながらにして凝り固まった思考を和らげられるかも。
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ちょっとした息抜きや社員同士のコミュニケーションは、創造力を育む大切な時間。一見ビリヤード台にしか見えないこちらの台だが、実は上蓋をかぶせればオフィスの会議テーブルに変身する。社員の休憩スペースはもちろん、来客を迎えるロビーや打ち合わせの空間にさりげなく置いてみても。自然とスタッフ同士の交流が生まれ、これ一台でオフィス全体がワクワクする空間に。そこに居る人々の緊張を和らげることで、自由で柔軟な発想を導き出してくれそうだ。
パフォーマンスを最大限に発揮するには、固定概念に囚われすぎず、創造力を持って仕事に臨むことがポイント。新年を迎え、新たな気持ちで仕事に向かう今こそ、こだわりのグッズを揃えてみてはどうだろうか。アイテムの力を借りながら、日々自身のクリエイティビティを刺激していきたい。