会社の中で新しいアイデアが生まれる場所、会議室。ブレインストーミングをしたり、事業の方向性を決めたり、革新的なアイデアが生まれるのも、ここからだ。
そんな会議室での会議に欠かせないのがホワイトボード。話し合いの内容を書き出して可視化することで、その場にいる人にやるべきことやアイデアを共有するというとても大切な役割を持つ。その結果、各メンバーの役割を落とし込んだり、締め切りを決めたり、アイデアを広げたりと、プロジェクトを前に進める手助けとなるのだ。ここでは会議室にとどまらず、どこでもそれがある場所を会議室にしてしまう、そんなユニークなホワイトボードを紹介していく。
人をそこに集めて会議をするのに最適ともいえる、壁面ホワイトボード。そんなホワイトボードの中でも、会社の壁中、いや、壁だけでなく机や柱など平面ならどこでもホワイトボードにしてしまうアイテムがこちら。
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「アイデアペイント」という名の、塗った場所はどこでもホワイトボードにしてしまうというホワイトボード塗料だ。会議室の壁一面に塗ってしまえば、上から下までどこでも書き込むことができ、ホワイトボードのスペース不足に悩まされることがなくなるはず。会議室でなくたって、あなたの机の横の壁もすぐにホワイトボードに早変わり。
ホワイトボードでマグネットなどを使いたい場合にはこちらの商品はいかがだろうか。
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日学株式会社の超薄型壁面ホワイトボードは、大学や企業のミーティングルームでも多数取り入れられている。施工が必要だが、壁にベニヤとマグネットシートを貼付けてからホワイトボードを設置するので、マグネットを使いたい場合にはとても便利な大型ホワイトボードだ。
会議室の中で都合のよい場所へ移動させたり、一つの会議室から別の会議室へ移動させたり。使いたいところへ移動させて使えるのが移動式ホワイトボードのメリットの一つだが、さらにコラボレーション機能を重視して開発されたのがこちら。
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「インタラクティブ ホワイトボード D5500(以下IWD)」は、書き心地とコミュニケーションを重視して開発された究極の移動式ホワイトボードだ。2台以上のIWDをつなげることで、別の空間にいるスタッフ同士が協力し合いながら一つのプロジェクトを完成させる事が可能になった。例えば一つの図面を共有して、そこに別のスタッフが修正を加えて行くことも、IWDなら可能なのだ。別の空間にいながら、あたかも一緒にいるかのように作業ができるのがこのホワイトボードの最大の特徴だ。
移動式ホワイトボードよりもさらに機動性を高めた、持ち運びできるホワイトボード。その中でもユニークな商品をいくつか紹介する。
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こちらはポストイットで有名な住友スリーエムの商品、「貼ってはがせるホワイトボード」だ。ポストイットのように手軽にどこへでも持ち運べ、平面にペタッと貼ってその場で会議を始められる。忙しい同僚をつかまえてブレインストーミングしたい時などに、彼のデスクまでこれを持って行ってミーティングをするのはいかがだろうか。
さらに機動性が高いのがこちら。
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CANSAY nu board(ヌーボード)は、リングノート式のスケッチブックタイプで外出時にも気軽に持ち運べる。A3判は外出先でのミーティングやプレゼンテーションに便利だ。パソコンでのプレゼンテーションではなく、ノートタイプの「nu board」を使う事で、その場でダイレクトに書き込みができ、プレゼンテーションやミーティングを深化させていくのにちょうど良い。個人用としてA4判タイプを使うのもおすすめだ。クリアファイルと同じ材質の半透明シートが差し込まれているので、シートと本体の間に資料を挟んで文字を書き加えたり付箋を貼るなどアイデア次第いろいろな使い方ができるのが特徴だ。
最後にもう一つ究極のホワイトボードとして紹介したいのが、移動性(モバイル性)、デジタル化をさらに進めた以下の製品。
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このEquil社のスマートマーカーさえあれば、どんな平面もデジタルで共有されるスマートホワイトボードに変身、専用のケースに普通のマーカーをセットしてスマートバーを設置した平面に書き込むと、そこに書かれた内容は瞬時にデジタル化され、世界中のあなたの同僚やクライアントと共有することができるのだ。もちろん同僚やクライアントが共有されたデータに書き込むことも可能、会議は単に決められたことをスタッフに共有するだけの場ではなく、その場でダイナミックにあらゆるメンバーの意見を取り入れ、アイデアを具体化し、次のアクションまでを決められる有意義な場となるのだ。
知らぬ間にホワイトボードはこんなに進化していたのだ。これらのホワイトボードが、あなたの仕事の進め方やあなたの会社の未来を変える日も近いかもしれない。